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自ら育成した林業生産物を販売することを考える

林野庁森林・林業白書のデータです。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/27hakusyo/pdf/12hon3-1.pdf

f:id:aldertree:20170101143720j:plain

山林を20ha以上保有し、

家族経営により一定程度以上の施業を行っている

林業経営体の林業所得が11万円

 

すごい金額です。

どんな事情があって、こんな事態が起きているのでしょう?

 

木の値段の推移です。 

f:id:aldertree:20170101143923j:plainhttp://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/27hakusyo_h/all/chap3_1.html

 

消費者物価指数を、比較のために。

f:id:aldertree:20170101143945j:plainhttp://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h24/hakusho/h25/

 

山元立木価格はやまもとりゅうぼくかかく、と読みます。

「丸太の市場価格」から「伐採や搬出にかかる経費」を引いた額、

つまり山林所有者の収入です。

立木の状態の樹木の価格で、丸太相当材積(幹材積㎥)当たりの価格で示されます。

 

すみません、幹材積㎥というのが判りません。

 

幹材積は樹種・樹高・胸高直径を基に、幹材積計算プログラムで算出します。

胸高直径は成人の胸の高さで測った木の直径です。

幹材積計算プログラムは森林総合研究所が提供しています。

http://www.ffpri.affrc.go.jp/database/stemvolume/

 

とにかく、

 山元立木価格 × 幹材積 = 立木1本の値段

だそうです。大丈夫、計算は私がします。

 

樹齢50年のヒノキ、樹高23m、胸高直径20cmの場合、

 6,284円/㎥ × 0.42㎥ = 2,639円

樹齢50年のスギ、樹高22m、胸高直径25cmの場合、

 2,833円/㎥ × 0.49㎥ = 1,389円

 

この金額で、園芸店のポット苗木がいくつ買えるでしょうか?

 

さすがにこれではやってられない、のグラフです。

 

f:id:aldertree:20170101144201j:plainhttp://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/24hakusyo_h/all/a45.html

 

最近はバイオマス燃料などの需要が伸びてきて、

これまで製品にならなかった間伐材も活かせる道ができました。

林業、なんとかなってほしいです。