農地法3条申請

農地法3条申請の審査は毎月あります。今月提出した申請書は来月審議されます。

「15万売り上げてから申請する」には、来年3月の確定申告が必要ですから、丸1年が違ってきます。

審査に通れば開発行為が可能になります。水を引く、電気を引く、ができるようになります。耕作を始めるのは、それから。

必要書類は申請書・農地取得資格証明書・営農計画書・確約書・農機具貸借契約書。

 

申請書にはこんなことを書きます。

 

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確約書はこういう書類です。

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農家の「家」って、家族の「家」なんですかね。

 

農機具貸借契約書です。

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耕起から収穫までの農耕に必要な農業用機械を、Mさんにお借りします。

Mさんはご近所の熟練農家さんです。めちゃくちゃおいしいきゅうりを作る人です。

 

 

私が農地法3条申請に踏み切ったのは、Mさんに背中を押されたからです。

農家になりたい。

親戚の農家に相談したとき、「むりだろ」と言われました。

やっぱり?

でも、Mさんは、「やりなさい」と言いました。「大丈夫。私が力になります」。

えっ?

そして、営農計画書の「地元協力者」の欄(というのがあるんです)に、さらさらとサインをしてくださいました。

ええっ??

 

Mさんはこの土地が放置されているのを気にされていたんです。

ゴミが捨てられたりして、火事にでもなったら、とか。

知らない間に道の形が変わって、以前は通れた消防車が通れなくなっていました。

救急車も通れなくて、苦しんでる人がいるのに遠回りしなくちゃいけなかったんです。

というのは、この聞いた話。

こういうの、なんとかしないとね。

私が。