正体判明
以前こんな記事を書きました。
ずっと正体が判らなかった、これがその声です。
9月17日20時の録音。
林の奥にいます。少し距離があります。
それが最近、近くに来ました。
1月29日21時。
この家のすぐ側を、けたたましく、動いていきました。
私がいつも通る道です。
って、見たわけじゃないけど。
でも、はっきりそう判るくらい近かったし、動いているのも判ったの。
竹藪の脇の道を、イチョウの木の辺りから、古い家の方に。
以前、母が「キツネがいた」と言った場所です。
いや、おかしいでしょ?
一緒にいた私には見えなかったのに。
ここで暮らしている私が見たことないものを、たまたま訪ねてきた母が見るとか、いんちきでしょ?
とか思ったけど、
似てますね。
私、この山にキツネがいたらいいなと思っていました。
それが、どうやらいるのです。
素敵。
まあ、私には姿の見えないキツネですけど。
あのね、見ようと思えば見えたんです。
声はこの家のすぐ側にいて、そして、長いこと動き回っていたので、私は懐中電灯を持って外に出ました。
強力な懐中電灯だから、姿を捉えることはできたと思うの。
スイッチを入れればね。
でも、私は懐中電灯を持ったまま突っ立っていたんです。
スイッチを入れずにね。
冬はキツネの繁殖期です。
春になったら子ギツネが生まれるかもしれません。
この山で。
なんて、楽しみな。