夏休み工作教室(その2)

1日目

①まずは1×4材を接合して、しかるべきサイズの板を作ります。

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っと、この写真、釘を使ってますね。

釘は軽くすっぽ抜けたので、後でビスに打ち替えました。

でも、釘を先に打っておくと、ビスが楽です。

という発見があったので、失敗もよいこと。

 

②しかるべきサイズの板が揃ったら、箱の形を作ります。

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ここ、ちょっと人手を借りました。

左手に釘、右手に金槌を持ちながら、板を支えるのは難しいので、人手があると助かります。

もしなかったら、こういうの ↓ を使うところ。

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まあ、やり方はいろいろあります。

 

2日目

③箱の内側を塗装します。

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もちろん、接合する前に塗装した方がよいのです。

人手があるときに接合したので、この順番になりました。

 

3日目

④外側を塗装します。

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内側とは塗料を変えてみました。

気に入るものがみつかるまで、いろいろ試したいのです。

で、試しに使った今回の塗料、どちらも気に入りました。

内側がシリコンアクリル樹脂塗料。木の表面をしっかりコートするタイプ。

外側がキシラデコール。塗膜を作らず、木材に浸透して保護する塗料。

どちらも水性です。

どちらも気に入ったので、これからも両方使っていきます。

 

できました。

双子のゴミ箱

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ゴミ箱が2つになりました。

なぜ2つかというと、生ゴミ用の他に、焚きつけ用も欲しくなったから。

 

秋になったら竹を焼きます。

その時の焚きつけ用に、トイレットペーパーの芯とか、お皿拭いた後のキッチンペーパーとか、大事に集めておこうの箱。

 

灯油保管箱

が、欲しいと思いました。

 

私は灯油タンクを3つ持っています。

このコンテナにちょうど納まります。

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けど、蓋が閉まりません。

かさばるポンプが付いているからです。

かさばるポンプを付けなきゃいいのだけど、

これ、やっと巡り会ったポンプです。

 

私、灯油ポンプには遍歴があって、

液だれするとか、ちょっとその辺に置きたいのに置けないとか、しょっちゅう電池がなくなるとか、買って数日で壊れるとか、

不幸な出会いを繰り返してきました。

でも、それはもう過去の話。

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これからはこのポンプと生きていきます。

 

宅配ボックス

は、灯油保管箱のついでで作りました。

灯油保管箱と幅/奥行が一緒で、高さだけ変えてあります。

あと、蝶番で蓋を留めてあります。

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灯油保管箱も蝶番つける予定だったけど、お店に在庫がなかったの。

自分が使うだけの物ならつけなくていいや、って思いました。

人に使ってもらう物は、ちょっと丁寧に。

 

でも、ついで。

 

ついでなので、裁断図 ↓ は1枚。

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設計図 ↓ も1枚です。

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玄関に置いてみました。

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色もサイズも玄関に合っていますが、これは偶々。

塗料は塗ってみるまでどんな色が出るか判りません。

そして、宅配ボックスの置き場所は右下の砂利の上です。

草、むしらなきゃ。

まあ、せっかく色とサイズが合ったので、ちょっとここに置いてみました。

の写真。

 

ということで、4つの箱を作りました。

たったこれだけの作業に、なんと3日もかかりました。

暑かったからです。

日中は外になんか1ミリも出たくない暑さ。

夏休み工作教室とか謳ったけど、夏じゃない方がよかったです。

夏休み工作教室(その1)

週に2回のゴミ捨ての朝、車にゴミを載せて出勤しました。

途中で捨てるつもりでした。

忘れました。

えと、生ゴミです。

 

2度目です。

以前にもやりました。その時は冬でよかった。

だけど、持って出たのを忘れたのは2度だけど、

そもそもゴミ捨て日を忘れることもあって、

これは2度どころではなくて、

、、、実は先月やりました。

 

この家を、私はたいそう気に入って住んでいるのですが、

時々嫌な住み心地の家になります。

捨てはぐったゴミ、外に出してしまえればいいのだけど、

カラスがいるのです。

カラス――この山の最強の生き物です。

この生き物と戦って勝てるのは大型の猛禽くらい。

大型の猛禽はこの山にいないので、

カラス最強。

最強の生き物がゴミを漁るとか、品位に欠けると思います。

やめてほしいと思います。

 

ということを、ゴミを捨てはぐった朝の職場で愚痴っていたら、

「外置きのゴミ箱作ったら?」

言われました。

「作る?私が?」

はい、作れます。簡単です。

家の中でゴミの匂いを嗅いで暮らすより、外にゴミ箱作る方が正しい。

なんて簡単なこと、なんで思いつかなかったの?私?

 

その日の勤務時間は、頭の中でゴミ箱の絵を描いて過ごしました。

すみません、考えごとする時間あるんです。そういう仕事で。

で、

形、大きさ、素材、作業工程まで、退勤前にすっかり描けました。

で、

家に帰って図面に起こしました。

これね。

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針葉樹合板1枚で作ります。

生ゴミを入れるので、汚れたらホースで水掛けて洗いたいので、底に排水溝を切ります。

接合は半ネジで。塗装は耐光性・耐水性の高い塗料で。

ということで、

 

休日の朝、買い出しに行きました。

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えーと、

いっぱい買いました。

針葉樹合板を1枚、じゃなくて4枚。

他にも、1×4材とか。

他にも思いついちゃったんです。

生ゴミ入れの他にも、いろいろ。

 

今日から作ります。

おしまいのアイリス

先日アヤメの話を書きました。115番地のアヤメです。

アヤメは私の好きな花で、ずっと欲しかった花で、種を蒔いたけど育たなくて、

それが、知らない間にたくさん育っていました。

という話。

aldertree.hatenablog.com

 

115番地は見通しがよいのだけど、それは、えー、ちゃんと手入れしてあればの話。

うっかりすると2メートル級の草が林立して、見通しどころじゃなくなります。

で、そのうっかりの結果の立入困難区域でアヤメが咲いていました。

私ってば、自分の「欲しい」が実現したことに気づかずにいたんです。

ことを反省し、ちゃんと草を刈りました。毎日見に行くことにしました。

 

今日の様子。

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これが最後の花です。

 

花の終わった茎はすぐに切るのがいいそうです。

切りました。

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145本ありました。花殻の数は334。

ほんとうに、よく咲いてくれました。

 

ところで115番地といえば、去年の秋、ジャーマンアイリスを植えたのでした。

道路沿いの、たいそう見通しの良いところに、200株。

私が植えたものだもん、ろくに育たなくて不思議はないのだけど。

育ってます。

なぜって、

aldertree.hatenablog.com

 

ジャーマンアイリスは植えてから2年目に咲きます。

ということで、来年を楽しみにしていたのだけど。

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咲きました。

最初に咲いた黄色い花は雑貨屋さんの食卓に飾ってもらいました。

だってこれ、雑貨屋さんの花です。

 

今年咲いたのは5本。

来年はたくさん咲くでしょう。

 

115番地にジャーマンアイリスとアヤメ、あとキショウブが咲きました。

48番地にダッチアイリス、93番地にシャガが咲きました。

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そろそろみんなおしまいです。

グラウンドカバー通信(2度目の5月)

この日から、

aldertree.hatenablog.com

20ヵ月が経ちました。2度目の5月。

 

思ったとおりにはなりません。

ハイネズも、リュウノヒゲも消えました。

ヒメイワダレソウも、クリーピングタイムもです。

だけじゃないです。

実は、ローズマリーも、スノードロップも植えました。

皆さん、どこへ行ってしまったの?

もう全然、思ったとおりじゃないです。

 

でも、

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願ったとおりになりました。

 

 

めざしたのはこの風景。

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ねえ、かなり近い。

 

 

この季節、景色がどんどん変わります。

物干し台を作った時、枯色だった庭が、

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テーブルを作った時、緑づいていて、 

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ねえ、今はこんな。 

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でも、いちおう書いておきます。

この景色は、たぶん今だけ。

このうっとりする美しい草、

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たぶんじき枯れます。

 

この草、一昨年庭に生えてきました。

秋に小さなかたまりで生えてきて、冬の間ずっとありました。

春にあちこちに増えて、

それを、私はせっせと移植して、美しい緑化斜面を完成させました。

去年の5月です。

6月にあっさり枯れました。

aldertree.hatenablog.com

 

草の素性が判らなくて、枯れた理由も判らなくて、おたおたしたのだけど。

「斜面の草はナギナタガヤっぽい雰囲気ですね」

教えてくださる方がいて。

 

ナギナタガヤは初夏に枯れます。

 

去年6月、

枯れた草の種を集めて蒔きました。庭いちめんに蒔きました。

その後、この庭は丈の高いカヤに覆われたのですが、

さて、今年はどうなるでしょう?

この草が、ナギナタガヤだったら、

こんなにたくさんに広がったのがナギナタガヤだったら、

この夏、私は新しい景色を見ることになるのですが。

そして、私が手に入れたもの

 

5月、あっという間に景色が変わります。

そして115番地の、この光景。

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おかしいな?去年草刈りした筈だけど?

奥の方、つんつん立ってる白っぽいの、枯草です。

周り全部が枯色の時は気づかなかったけど、さすがにこうなると目立ちます。

 

オオブタクサとか、アレチノギクとか、ヤマゴボウとか、ヨモギとか、

放っておくと2メートルくらいまで伸びます。

茎は太く硬くなります。

それを放っておくと、立ったまま枯れます。

枯れた茎は更に硬くなります。

そうなるともう、刈るとか無理。刈払機のブレードが立ちません。

それを更に放っておくと、枯れたままいつまでも立ってるの。

 

なので、オオブタクサとか、アレチノギクとか、ヤマゴボウとか、

生えてきたのみつけたら、さっさと刈ります。じゃないと後悔します。

でも私、ヨモギは残しておきました。

他の草、蔓とか棘とか毒とかの、凶悪なのに地面を奪われないように、わざと残しておきました。

でも、秋には刈ったよね?

そう、秋にヨモギを刈りました。

と思っていたけど、どうやら思い違い。

だって、いっぱい立ってます。

 

なかなかに見苦しい光景です。

でも、ここ隅っこだし。誰も来ないし。

今まで通り、気づかなかったことにしとけばOK?

とか思ったけど、

何かあります。青い色が、点々と。

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近づいて見てみると、

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あら、大変。

 

もらった土

そういえば一昨年、この場所でこれを見たのです。

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前の年にもらった土の中に、株が残っていたのでしょう。

一昨年の前の年、土をもらったのです。10tダンプに20杯。

の中に、種も混ざっていたのでしょう。

アヤメ、種から3年で開花します。

 

欲しかったもの

アヤメが欲しいと思っていました。

庭に種を蒔きました。育ちませんでした。

あんな小さな、平べったい種が、私の手入れで育つ筈ないです。

代わりにダッチアイリスを植えました。こっちは球根。

100球買って植えました。

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庭に今咲いてます。

 

で、アヤメ。

私ったら、自分の「欲しい」が実現してるのに、気づかずにいたんです。

 

3日、頑張りました。

枯れた草、1本ずつ引っこ抜きました。

すごい分量を、1本ずつ引っこ抜いて運び出しました。

そして周りの若い草、まだ夏の日にあぶられていない柔らかなヨモギを、

1本ずつ手鎌で刈りました。

1時間でお茶にする1年分が採れました。次の1時間でお風呂に入れる1年分が。

それを持って帰って、束ねて洗って吊るしました。

フクロウの声を聞きながら。

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そう、今年もフクロウが来てくれました。

いえ、巣箱には入ってくれません。この冬は入ってくれませんでした。

でも、たまにでも来てくれると嬉しい。

今頃、どこかで若いフクロウが育っているだろうと思うのです。

 

そして3日目

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がんばりました。

 

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そして、私が手に入れたもの。

繰り返し作業による技能習熟について

15時24分

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タケノコを採りに出ます。電気ノコギリで採ります。

 

15時34分

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採りました。

今日は藪には入りません。

その辺ぱっと見て、「さすがにこれ以上放置できないぞ」の分だけ。

 

15時46分

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日が照ってきました。ちょっと暑いです。

 

16時00分

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皮剥き終了。

 

16時16分

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外水道のある家に住めて幸せです。

 

16時23分

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IHのスイッチを入れます。

 

1枚目の写真からIHまで1時間。

我ながら素晴らしい手際です。

4回目ともなるとこうです。

4回目です。今年4回目。

去年まで、私、タケノコは採るだけで、剥くとか切るとか煮るとかはしてないの。

今年は仕方なくやってます。

 

「タケノコほしい。食べたい。羨ましい。」

とか言ってくるのは、家の裏に竹藪もない地価の高い所に住んでいる人です。

この藪の地価、幾らだと思います?

1坪89円です。令和2年度固定資産税評価額によるとね。

面積?ざっと500坪。

ニンテンドースイッチ買うお金があれば、遭難できる広さの竹藪が買えますよ。

 

「タケノコほしい。食べたい。羨ましい。」

とか言ってくるのがいるのです。

「だったら採りに来なさい」

とは、今年は言えない。

 

仕方ないので送るのです。

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ほら、タラノメもつけてやるぞ。

 

採ったタケノコ、そのまま送ってもいいのだけど、

タケノコは採った瞬間から変わっていくので、

もう、見ていて判るくらい変わるので、

さっさと煮てしまうのがいいのです。

 

ということを4回繰り返し、我ながら技能が向上したことを実感しました。

 

夕暮れ

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 休業要請が解除されました。

明日から仕事です。

 

本気出して頑張りました

朝飯前に。

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おかしいと思うの。

昨日これだけ採ったんです。というか、採ってもらいました。 

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100本はあると思うな。

それなのになぜ、1時間かそこらで山積み?

 

なんて、文句たれても仕方ないので、本気出して頑張ります。

 

朝食後。

午前9時8分。快晴。

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タケノコの処理を始めます。

 

①これを、

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②こうします。

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縦にまっぷたつ。

にすると、

 

③皮がするりと剥けるのです。

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すごくきれいに剥けるので、すごいです。

今回編み出した手法です。

 

④そして、こうして、

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⑤この後茹でます。写真ないけど茹でました。

  直径34センチの鍋で何回茹でたかな?何回も茹でました。

 

⑥でもって、こうして、

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ちゃんと予冷してから、

 

⑦送ります。

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5キロの箱が3つ。ヤマト運輸さんよろしく。

 

こうして、目の前からタケノコが去りました。

まあ、1日分ですが。

後に皮が残りましたが。

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そしてフルムーン。午後5時8分。

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フラワームーンというそうです。