山の話

朝起きたら冬でした

昨日は春だったけど、今日は冬。 ゆうべは雨の音を聞きながら寝たのです。 屋根に落ちる雨の音。 それがいつのまに止んだのは、雨が上がったから、 じゃなかったのね。 寒くはありません。 パジャマのままベランダに出て、お茶を飲めるくらいの気温。 パジャ…

人に勇気を

先月のことですが。 東京の友人が遊びに来ました。 ずっと前から「来る」と言っていて、来たのが2月。 寒冷地の、いちばん寒い時期。見るものも、何もない時期です。 3日滞在していきました。 見るものも何もないけど、あちこち案内しました。 一応、案内…

正体判明

以前こんな記事を書きました。 ずっと正体が判らなかった、これがその声です。 9月17日20時の録音。 林の奥にいます。少し距離があります。 それが最近、近くに来ました。 1月29日21時。 この家のすぐ側を、けたたましく、動いていきました。 私がいつも通る…

キツネ村

ということで、キツネ村。 すごい、怖かった。 えと、高速道路が、です。 最近の私、丁寧な運転を心がけています。 Yahoo!カーナビのおまけに「運転力診断」というのがあって、 私はこれが楽しみなのだけど、 よい運転をするとほめてくれます。嬉しい。 私、…

正体不明

山に何かがいるのだけど、それが何かがわかりません。 ときおり声が聞こえます。 錆びたような、軋んだような、大きな声。 が、藪の中から。 聞こえるのは夜です。 怯えたような、怒ったような、威嚇するような声。 正体は判りません。 この山に危険な生き物…

フクロウの巣箱設置完了

立木に竹を立てかけて、臨時の構造物とします。 そこに滑車を取り付けて、ロープを掛けて引き上げます。 なんて仕組み、私が思いつくわけないですね。 私は言われたとおり、あっちを押さえたりこっちを引っ張ったりしただけです。 高所作業のための足場は、…

それは素敵な才能

「医者にあと10年って言われたの」 その人は言うのです。 「それから5年が経ったから」 ストーブに薪をくべながら。 人生を楽しむ才能を持つ人です。 と、感じたことを伝えた時のレスポンス。 「だから、あと5年」 「楽しいねー」その人。 「楽しいねー」…

途中経過

以前西のケヤキと呼んでいた木、 aldertree.hatenablog.com よく見たらケヤキじゃなかったです。 まあ、いいです。これに決めました。 フクロウの巣箱を設置します。 1人じゃ無理で、1日じゃ無理でした。 冬の日は短かくて。 ということで、 ジンギスカン。

フクロウの巣箱を作りました

思いのほか簡単にできました。 ホームセンターの木材カットサービスのおかげです。 それと、 ネットで見つけた設計図のおかけです。 ネットで 「フクロウ 巣箱 設計図」 を検索すると、いろんなものがみつかります。 そこから、valve_845さんが公開されてい…

季節の変わり目を、とりとめなく

朝晩めっきり涼しくなりました。 この頃よく眠れます。よく寝過ごします。 これまでやけに早起きだったのは、寝苦しかったからでした。 という発見があって。 夏はまだ終わっていないけど、秋は始まっています。 トンボ 夏のトンボはだいたい1匹でいました…

藪の中に住むことの、予想外のいろいろ

最近 仕事が終わって帰宅して、暗くなるまでの時間、テラスに座ってお茶を飲みます。 お茶を飲みながら本を読みます。 ヒグラシの声を聞きながら。 というのが、最近の私の日課なのですが。 先日、盛大に蚊に刺されました。 別に不思議はありません。この家…

タイサンボクが咲きました

何年も花をつけなかった木です。 タイサンボクが咲きました。 ひとつめ 6月、父の誕生日に咲きました。 父に写真を送ったら、お礼を言われました。 「ありがとう」 写真の、じゃなくて、花のお礼。 「カツキチじいさまも喜んでいる」 「カツキチじいさま」…

毎日がとても

ちょっと目を離すとこうなります。 5月にさんざんタケノコを採ったのに、なぜまだこんな景色を見てるかというと、 タケにも種類があるからです。 竹藪のタケ。畑のタケ。池の端のタケ。 が、時間差で出てきます。 3種が一堂に会した、これは貴重映像。 そ…

良い手並みを持つことについて考えます(その2)

私にもあるかな?良い手並み。 何か考えつかないと悲しいので、一所懸命考えました。 履歴書の資格欄、記載事項1行(普通自動車運転免許AT限定)の私だけど、 何か、あるかな? ある日、美術館、スタッフ控室で ベテランスタッフ「お住まいは?」 新入り「〇…

良い手並みを持つことについて考えます(その1)

刈払機、放って置いても直りませんでした。 選択肢 こういう場合の対応策はいくつかあって、 A ホームセンターに持って行く B その辺の誰かに見てもらう だいたいこれで対応しますが、今回は別の方法を採ろうと思います。 C 自分で直す 自分でできることが増…

フクロウが来てくれました

5月、三日月の夕べ、フクロウが来てくれました。 この春2度めです。 フクロウはたまに来るのです。 (いえ、姿は見てません。写真はWikimediaからお借りしました) たまに来るのは、ここの居心地が悪くないからだと思うのだけど、すぐにいなくなってしまいま…

雪で竹が倒れました

ざっと見たところ3本。 たぶんまだあるのでしょうけど、ざっとみて気づいたのが3本。 1本は青竹です。これを切りました。青竹を切るのは楽しいです。 この冬、私はたくさん青竹を切りました。最近評判の竹林整備法「竹の1m切り」を試すためです。 ところで…

寝坊せずに起きました

寝室から見る景色。 白黒写真のようですが、真ん中の背の高いのが桜です。 テラスから見る景色。 竹がこんなにしなだれて、すごく重い雪です。 春だから、ですね。 ちょっと歩いてみます。 炭焼き場。 の先の雪桜2。 3。 4。 ここから先には進めません。崖…

やりたいことが芋づる式に

人体の60~70%は水です。残りの大半は蛋白質です。 植物もほとんどが水で、竹は80%(若竹)~40%(古竹)が水。残りの大部分が炭水化物です。 炭水化物は炭素・水素・酸素の化合物なので、 竹はたくさんの水と、炭素50%・水素6%・酸素44%の炭水化物と、…

3連休の2日め、竹を焼きました

朝は冬でした。 昼は春でした。 一晩かけて雪が覆った地面を、太陽はたちまち顕にしてしまいます。 さて今日、そんな休日、竹を焼きました。 切り捨てられた竹がバリケードになって、藪への侵入を阻んでいます。 いつ、誰が切ったものか判りません。 何年も…

自分でできると思っていたよりは

一昨日と昨日で竹を50本切りました。 一昨日30本、昨日20本。 昨日はだいぶ慣れてきて、コツも少し掴んだけど、数が少ないのは真面目に切ったから。 始めはほら、むやみに走りたいものでしょ? 草刈り同様、伐採も、はい、片付けの方が面倒です。 背の高い竹…

電気ノコギリがやっと

届きました。 そう、やっと。 この注文をキャンセルして、もう一回注文しました。 そしたら2日後、届きました。2個いっしょに。 いえ、2個はいらないの。 竹を切る道具、ずいぶん考えました。 チェーンソーとか、チップソーとか、レシプロソーとか、 どれに…

電気ノコギリが届きません

今日から取り掛かるって宣言したのに。 Amazonさんからこんな連絡が・・・ 仕方がないので、今日はあれこれ調べて過ごしました。 竹藪の整備について調べました。 そしたらね、 違うことが書いてあるんですよ。 竹は冬に切るのがいい。とか、夏に切るべし。…

竹について、いろいろ調べました

竹から生まれたかぐや姫は、3月ほどで「よきほどなる人」になります。 春に出たタケノコが一夏で20mの竹に育つ、に因んだのでしょうね。 地下茎 竹を1本地面に植えて、大事に養生して、一人前に育てたら、やがて地下茎を伸ばし、地下茎の先にタケノコを作りま…

年頭にあたり

4月に竹を切りました。 電線を張り直すために、100本ほどを切りました。 aldertree.hatenablog.com 道ができました。 瓦屋根の土蔵の先が麓の町です。 ここはずっと藪だったところで、長年立ち入る人はいませんでした。 が、 「電線を張り直した」ということは…

日本の原風景と犬の能力の欠如について考えました

小さいの その辺を歩いていたら、こんなものを見つけました。 色も大きさもブドウみたい。でも、ヘタがついています。 これは何ですか? 見上げると、 たわわ。 これは何ですか? すごく小さな柿ですか? ご近所の人に聞いたら「豆柿」ですって。 「食べられ…

もう一つの引っ越し

ちょっと歩いてみました。駅から家まで、小一時間。 穏やかな夕暮れ。 街路樹が鮮やかに紅葉し、河原のススキが銀色になびく中、のんびりと。 家に帰ると犬が待っています。 この家の玄関は二重ロックなので、開けるまでに何度も、内側から犬が体当たりしま…

倒れた木

夫が見つけました。 「これ、どうしたの?」 えっ? 「いつからここにあるの?」 ええっ? スギが倒れています。まだ青い葉の。 いえ、全然気づきませんでした。 いつから? それに、 どうしたらこうなるの? この木が こう、倒れるなら判ります。 どうした…

私が家を建てた場所

2016年夏 48番地 初めてこの場所に上ったときの写真です。 藪の中に乗用車を発見しましたが、その写真はありません。 足場が悪くて、ちょっと危ない目にも遭って、 ようやく撮った、これは貴重な一枚です。 2017年春 秋に近所で工事があって、ここをたくさん…

10分かそこらで

今年はタケノコがたくさんです。 仕事帰りにちょっと寄って、10分かそこらでこのくらい。 これを車に積んで、「家に帰るまでに出会った誰かに引き取ってもらう」ミッションを遂行します。 世の中には2種類の人間がいます。タケノコを欲しい人と、欲しくない…