2016夏 周辺
裏手の池が容積を増やしていました。
ウシガエルが上陸する際、斜面の土を削るとか。
昔は魚も捕れた池ですが、今はカエルしか釣れません。何しろ、
ダブル認定の特定外来生物です。
各地で生態系への影響が報告されていますが、地形に与える影響は初耳です。
麓の田は池に変わっていました。
これはカエルではなく、人の手によるもの。
周辺の農家の灌漑に役立っています。
が、
誰かが魚を放流し、「立入禁止」の札を立てていました。
誰が誰に断って立てた札でしょう?
所有者は「何がいるのかな?」
釣りに関心があるようですが。
森のあいまに畑があります。
人目を避けて秘密の作物を栽培するのに適した場所です。
なぜか車が置いてあります。
実は車はたくさんあります。
軒にも,
庭にも、
通路にも、
置いた方とは先日話をしました。
「代わりに駐車場をお貸ししますので、そちらを使ってください」
裏の田は湿地になっていました。
イネ科の植物がいちめんに生えています。
イネじゃなくてごめんなさい。
でも、悪くない風景です。
立て札はないし。
車もないし。
以前、このあたりにも家がありました。
今は痕跡もないので、どうやら土に還ったようです。
その田(登記上)の畦に7本のクヌギがありました。
切られていました。
盗伐?
いえ、切った木は放置されています。
これは昆虫採集の跡。
樹液採集や灯火採集なんてまだるっこしい、
欲しいものを手に入れるには立木を倒すのが有効、
って、
思いついた人がいたようです。
実行したようです。
来年、ここは牧草地になります。
チェーンソーで昆虫採集をする人は、
ヤギに突かれたり、アヒルに噛まれたり、
堆肥の穴に落ちる危険があるので気をつけて。
穴は深く掘るつもりです。