用地奪還の闘い(続き)

私の刈払機、タンクいっぱいの燃料で1時間働きます(ベストエフォート)。

私がへとへとになるまで働きます。

先日の写真の「1m以上ある」ドームを攻略したところです。

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へとへとになって、機械を置いて、よっこいしょ、立ち上がったところで、

おや、誰か来ますよ。

「いいエンジンだね」

土木業者さんです。

この方に先日連絡をしました。「115番地に種を蒔きます。力を貸してください」

土をどう作るか、何の種を蒔くか、を相談しています。

こういうの、ふつう土木業者さんの仕事じゃありません。でも、農家の仕事に詳しい方なので、力を貸していただいています。

でもここ、115番地からは離れてますよ。バス停いっこ分くらい離れてます。

 

刈払機、けっこうな音がします。こっそり作業とかできません。

115番地で振り回していたら、ギャラリーがつきました。道路に停まって、じっと見ている車が数台。

いや、草刈りとか、珍しくないでしょう?パソコンより刈払機の普及台数の方が多い地域ですよ?

まあ、せっかくのギャラリーです。かっこよく刈ってみようとか、思いました。

姪(が時々手伝ってくれます)は知らない男性に声を掛けられたそうです。「いつもの人と違うね」

いつもの人には声を掛けないで、若い娘にだけ声を掛けた人、誰ですか?

 

畑の作業、成果が丸見えです。

農業委員の人も、農業委員会事務局の人も、私の畑の様子をご存知でした。

だって、そこにあるの、見えますもんね。

ときどき会う人に「よくがんばるね」ほめてもらっちゃったりします。

素直に嬉しいけど。自分のためにやってることですよ。

 

48番地は人目に立たない場所ですが、音のする機械を振り回していたら、私の居場所は筒抜けです。

この日は他にも来訪者がありました。姪。

「なんべん電話しても通じない!」ので、来たと。

ああ、そうね。電話機は車の中でした。

「服のポケットに入れとけば?」

いい考え。でも、それを忘れるんですよ、あなたの叔母は。

まあ、せっかく来たんだし、一杯やっていきなさい。混合燃料を、タンクに一杯。

 

 

さて、アレチウリ。

開花しました。結実しました。

グラスファイバーみたいな棘が生えた実です。痛いったら。

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これが1株に数百~数万つくんだそうです。まじですか?

 

手前は先日救出したキリですが。

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背後のスギに蔓が回ったら、ひどくやっかいなことになる予感。

これは絶対、食い止めないと。