10月になったので

これは残念な写真です。

f:id:aldertree:20181010193535j:plain

塞ぐといった道が残っています。

aldertree.hatenablog.com

法務局の人も、市の資産税課の人も、この道を上ってみえました。

ここは農地なので、ここに道があるのはまずいのですが、そんなこと皆さんご存知ありません。

農業委員会はご存知ですが、何も言ってきませんね。

まあ、これが農道なら農地にあってもいいわけで、もしかしたらこれは農道なのでしょう。

この道が使えるなら階段作らなくてよかったのだけど、作っちゃいました。お金いっぱいかけました。

 

で、残念なのはそのことではなく。

その農道の両側の斜面。

半分草が生えていて、半分枯れてます。

枯れているのは除草剤を撒いたから。

私が、ではありません。

 

 

東京からこの地に来て、1年半が経ちました。

場所が変わればルールが変わります。

例えば道路交通法。は全国共通だけど、運転の仕方が変わります。

私が通った教習所は、左折時にぎりぎり道路の端に寄るよう指導していました。

「東京ではそうしなさい」と。「地方では必要ないでしょうけど」と。

実際、この辺でそういう運転をする車は多くありません。道路の作りが違うし、巻き込む虞れのある自転車が少ないのです。

 

場所が変わればルールが変わります。

それは来る前から承知していたことです。

ちょっとびっくりすることもあるけれど。

aldertree.hatenablog.com

私は小学校を4つ、中学校を2つ通ったので、そういうことは承知しています。

それで、嬉しいこともあるし、残念なこともある。と承知しています。

そして、これは子どもの頃にはできなかったことですが、

嬉しいことはうんと嬉しがる。

残念なことはなるべく残念じゃないようにする。

ように頑張るのがいいと思います。

今はだいぶ上手になりました。

 

 

9月末でオフィスの仕事を辞めました。

半年契約の更新を2回して、3回目はなし。

私はもともとが杜撰な人間で、家を建てるとか、土地の手入れをするとか、毎日のオフィスワークとか、それなりに有能であるべき事態に対処しきれなくて、最近処理落ちぎみでした。

契約したばかりの電力会社から供給停止の通告を受けるとか、

家の登記をしていないことに気づくとか、

火災保険に入っていないことに気づくとか、

僅かな距離の引っ越しに2か月もかかるとか、

他、いろいろ。

 

少し、時間が欲しいと思いました。

 

さて、上の写真ですが。

除草剤は私の知らない間に撒かれていました。

私はこの場所に草が生えててほしかったので、残念。

でも、

誰が、どんなつもりで撒いたのかが判るので、腹をたてることができません。

とても親切な人、です。私が土地の手入れに悪戦苦闘しているのを見かねて、です。

 

いえ、私だって腹をたてることがあります。

実は私は怒りんぼです。

うちの土地に無断で重機を入れて木を植えた人がいます。

その人はその土地を「買収する」と言っています。私がはっきりお断りした話です。

そこは使っていない土地なので、手放すことに問題はありません。

でも、かなり広い筆の一部なので、これを分筆して登記するのが大変で、測量費用だけで土地の価格の数倍を支払うことになるので、お断りしました。

そしたら、

「分筆とか登記とかしなくていいから、ここの部分だけ、こう分けて」

って。

そのような申し出を、私が受けると思われたのでしょうか?まさか、本気で?

 

とか、いろいろ。

 

オフィスの仕事を辞めて10日経ちます。

ちょっとは暇に、

ならなくて、毎日忙しくしています。

今日は役所に行きました。あと、除草剤の斜面を片付けました。

草が溶けたように枯れているのを片付けました。150リットルの袋に2杯。

で、まだ途中。

草は、まあ、また生えます。

それまでに、私がこの場所をどうしたいと思っているのかを、親切な人に分かってもらいます。

 

嬉しいことは、うんと嬉しがる。

残念なことは、できるだけ残念じゃない方向に。

できればいいと思うのです。