10月になったので
これは残念な写真です。
塞ぐといった道が残っています。
法務局の人も、市の資産税課の人も、この道を上ってみえました。
ここは農地なので、ここに道があるのはまずいのですが、そんなこと皆さんご存知ありません。
農業委員会はご存知ですが、何も言ってきませんね。
まあ、これが農道なら農地にあってもいいわけで、もしかしたらこれは農道なのでしょう。
この道が使えるなら階段作らなくてよかったのだけど、作っちゃいました。お金いっぱいかけました。
で、残念なのはそのことではなく。
その農道の両側の斜面。
半分草が生えていて、半分枯れてます。
枯れているのは除草剤を撒いたから。
私が、ではありません。
東京からこの地に来て、1年半が経ちました。
場所が変わればルールが変わります。
例えば道路交通法。は全国共通だけど、運転の仕方が変わります。
私が通った教習所は、左折時にぎりぎり道路の端に寄るよう指導していました。
「東京ではそうしなさい」と。「地方では必要ないでしょうけど」と。
実際、この辺でそういう運転をする車は多くありません。道路の作りが違うし、巻き込む虞れのある自転車が少ないのです。
場所が変わればルールが変わります。
それは来る前から承知していたことです。
ちょっとびっくりすることもあるけれど。
私は小学校を4つ、中学校を2つ通ったので、そういうことは承知しています。
それで、嬉しいこともあるし、残念なこともある。と承知しています。
そして、これは子どもの頃にはできなかったことですが、
嬉しいことはうんと嬉しがる。
残念なことはなるべく残念じゃないようにする。
ように頑張るのがいいと思います。
今はだいぶ上手になりました。
9月末でオフィスの仕事を辞めました。
半年契約の更新を2回して、3回目はなし。
私はもともとが杜撰な人間で、家を建てるとか、土地の手入れをするとか、毎日のオフィスワークとか、それなりに有能であるべき事態に対処しきれなくて、最近処理落ちぎみでした。
契約したばかりの電力会社から供給停止の通告を受けるとか、
家の登記をしていないことに気づくとか、
火災保険に入っていないことに気づくとか、
僅かな距離の引っ越しに2か月もかかるとか、
他、いろいろ。
少し、時間が欲しいと思いました。
さて、上の写真ですが。
除草剤は私の知らない間に撒かれていました。
私はこの場所に草が生えててほしかったので、残念。
でも、
誰が、どんなつもりで撒いたのかが判るので、腹をたてることができません。
とても親切な人、です。私が土地の手入れに悪戦苦闘しているのを見かねて、です。
いえ、私だって腹をたてることがあります。
実は私は怒りんぼです。
うちの土地に無断で重機を入れて木を植えた人がいます。
その人はその土地を「買収する」と言っています。私がはっきりお断りした話です。
そこは使っていない土地なので、手放すことに問題はありません。
でも、かなり広い筆の一部なので、これを分筆して登記するのが大変で、測量費用だけで土地の価格の数倍を支払うことになるので、お断りしました。
そしたら、
「分筆とか登記とかしなくていいから、ここの部分だけ、こう分けて」
って。
そのような申し出を、私が受けると思われたのでしょうか?まさか、本気で?
とか、いろいろ。
オフィスの仕事を辞めて10日経ちます。
ちょっとは暇に、
ならなくて、毎日忙しくしています。
今日は役所に行きました。あと、除草剤の斜面を片付けました。
草が溶けたように枯れているのを片付けました。150リットルの袋に2杯。
で、まだ途中。
草は、まあ、また生えます。
それまでに、私がこの場所をどうしたいと思っているのかを、親切な人に分かってもらいます。
嬉しいことは、うんと嬉しがる。
残念なことは、できるだけ残念じゃない方向に。
できればいいと思うのです。