子どもたちから素敵な名前をもらったので、木工工作をします
秋中ずっと、家のまわりを掘っていました。
毎日外で作業していると、いろんな人から声を掛けられます。
私の家、「その気になれば何日も、誰の目にも触れずに過ごせる」はずでした。
のに、へんですね。
下の通路から見えなくても、離れれば見えます。
こんなはずじゃなかった。けど、まあいいです。
見えるのは正面だけだし。見られて困ることは裏でします。
あのね、近所の子どもたちが、この家を「ハイジの家」と呼ぶんです。
近くに幼稚園があります。
家のまわりで土を掘っていると、オルガンの音とかが聞こえます。
今日は誰かの誕生日らしく、「ハピバースデーツーユー」って。
平日の昼間、オフィスワーカーには聞こえない音です。
その幼稚園の園舎から、この家が見えるんですって。
で、家の前で土を掘っていると、いろんな人から声を掛けられます。
「ダイコンいらない?」
「ネギもってく?」
夏の終わりに蒔いた冬野菜が、もう育っています。
こういうとき、私は断りません。
「ハクサイもってきたよ」
「イモ置いていくね」
杖をついたご老人がわざわざ運んできてくれたり。
結果、
ある晴れた週末の一日の分です。畑仕事にうってつけの日でした。
おひとりが2本ずつダイコンを持ってきてくれました。そして、2個ずつハクサイを。
なぜ、2本で2個なんでしょう?
そしてなぜ、私は断らないのでしょう?
このたくさんの野菜をどうしましょう?母に言ったら、
「新聞に包んで、米袋に入れて、物置に置きなさい」
それで一冬保存できるそうです。でも、
「新聞ない、米袋ない、物置ない」のでどうしましょう?
ちなみに、実家には先日いただいた分を届けてあります。この秋3回届けてあります。
無職の叔母のために、姪が勤務先から新聞をもらってきてくれました。新聞って職場からもらうものですよね。
そして、お互いの人脈をたどって野菜の引き取り手を探します。
とてもおいしい野菜です。県内でもこの地域の野菜は評判で、ちょっとしたブランドなんです。私は連日おでんとすき焼きを食べています。ダイコンの葉っぱは炒めてもおいしいです。
でもお願い、誰かもらって。
そしてようやく、玄関が片付いた2日後、
また届きました。今度は軽トラで。プロの農家さんから。
このみごとなヤマイモは油圧ショベルで掘ったそうです。
私ったら、なんで断らないんでしょう?
でも、断ったらいけない気がするんです。
私はこの土地のことはよく分からないのだけど、人との距離の取り方とかの「常識」は土地によって違うでしょ?
ほら、この辺のネギは曲がってます。わざわざ曲げてつくるんです。「幻の曲がりネギ」。
なんてこと、以前は知らなかったので、いただいてもありがたみが分からなかったり。
今も知らないことがいっぱいあるので、人との距離の取り方とか、まだ手探りです。
初めての木工工作
実は工作というほどじゃないです。ネジ8本打つだけのキットです。
ドリルドライバー使ってみたかったんです。
ブライワックス使ってみたかったんです。
イモ入れる箱ができました。
楽しいのでもう一個つくります。ハクサイ入れます。
これで一冬保管できます。
必要ならもっとキット買います。1セット980円です。