車が壊れました

最初に書いておきます。

この件では私、少々へこたれました。

へこたれるのが正しいと思うのです。

 

車が壊れました。

5月に買ったばかりのワゴンR。

灌木の繁みに突っ込んだのではなく、

電柱にぶつけたのでもなく、

自然に壊れたのでもありません。

 

エンジンブロー

エンジンオイルの切れた状態で走らせました。

なんで?って、

ちょっとでも車のこと分かってる人なら言いますね。

油圧警告灯、点いてました。見てました。

f:id:aldertree:20191103215729j:plain

それなのに。

 

言い訳は、まあ、あります。

予定外に、急に、走らせる必要があったとか。

警告灯見ながら、

「ちょっとなら大丈夫だろう」って。

 

大丈夫じゃなかったです。

走行中にバリバリ言い出して、慌ててディーラーさんに電話したら、

「すぐに言ってくれれば、、、」

泣きそうな声を出されてしまいました。

 

ワゴンR、もう走れません。

 

警告

先日の台風でこんな報道がありました。

その地域では何件もの家が水没したけど、住民は全員無事でした。

避難指示を受けて全員が速やかに避難した、のではなく、

「ここは大丈夫だから」指示に従わず、残った人がいたそうです。何人も。

でも、大丈夫じゃなくて。

突然水が上がってきて、残った人たちは身動きが取れなくなって、

そこを、消防団が危険を冒して、ボートを出して、全員を救出しました。

お手柄の消防団の人が静かな口調で話していました。

「避難指示には強制力はないので、無理矢理従わせることはできない」

 

こういう報道に触れると、思いますよね。

「従おうよ」

 

ところで、先の台風、私のところにも警報出ました。

レベル4 緊急避難指示。

「近くの川が溢れそうです。ただちに全員避難してください」

私は歯磨きをして、布団に入って寝ました。

逃げるって、どこへ?

私の家、この辺でいちばん高いところにあります。

ここから、どこへ、逃げろというの?

 

ということで、

災害時の警報、この先も、私は従わないかもしれません。

でも、車の油圧警告灯には直ちに対応します。

これはもう、誓います。

 

走行中にエンジンが停止したワゴンR、と、救援に来てくれた2台の車。

f:id:aldertree:20191103220010j:plain

でも、交通渋滞も起こさず、器物損壊も起こさず、

最後までよい車でいてくれました。