ガーデン通信(8月号)
1か月くらいは保つと思ったんですけど。
はい、1か月後。
夏草が元気です。
もう、土も花も見えません。
嘘だと思うかもだけど、これでも手を入れています。
今生えているのはメヒシバとエノコログサ。
どちらもそれほど大きくならないし、柔らかいし、冬には消えます。
なので、嫌な草ではありません。
嫌な草、
硬いの、痛いの、大きくなるの、枯れてもいつまでも立ってるの、
は抜いてます。
1日500本のペースで、朝と夕方に、頑張りました。
頑張った結果がこれなので、このやり方がいいとはちょっと言えません。
諦念のあとの希望
ヒメイワダレソウを植えたのは3年前。
テラスの前いちめんを可憐な小花が覆うのを夢見て植えました。
クリーピングタイムは斜面に沿って。
側を歩くとふんわり匂って幸せな気持ちになります。
が、どちらもあまり育たなくて、いつの間に消えてしまって。
まあ、しかたない。
諦めていました。
でも、ちょっとばかりが生き残っていて、
そこに妖精さんが来たものだから、
殖えました。
手前のほんのりピンクがクリーピングタイム、
奥の白いこんもりがヒメイワダレソウ。
他にも、
ある年気まぐれで植えたイチゴが、
草葉の陰で生き延びていて。
で、これはこれで困ったことでもあるのです。
失うものがなければ、人は強くなれる。
私、今年、庭に刈払機を入れていません。
刈払機で絨毯爆撃のように始末してしまえばラクなのだけど、
失くして惜しいものがなければその手も使えるのだけど、
無差別攻撃では多くのものをロストします。
イチゴをロストしたくない私は、周りの草を1本1本抜きました。
花壇の草も、
1本1本。
なんてやってたら、まるでラチがあきません。
これが現在の庭。