建築確認の申請が通りました

私の家、今日から着工です。

っても、既にあちこちいじってますけどね。

 

10月に土地を造成しました。3月に通路をつくりました。

その間に、測量だの、分筆だの、地盤調査だの、農地転用だの、

をしました。

4月に給水工事の設計確認審査を受け、都市計画法60条の審査を受けました。

で、

今日行ったら、水道栓が設置されていました。 

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基礎工事も始まっていました。

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これ、どっちも、昨日はなかったんですよ。

ほら、これが昨日の写真です。

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昨日掘られたこの溝が、今日は埋め戻されていて、ちゃんと配管がされていて、水道栓が設置されていました。

そして、思いがけないことに、基礎工事が始まっていました。

昨日建築確認で、今日着工。

雨なのに。

 

今日は朝から雨でした。

水道局の立会検査があるので、晴れてほしいと願っていました。この検査に通らないと給水工事ができません。

私の業者さんの施工ですから、通るのは分かりきっているけど、それでも検査は必要で、日取りは動かせないので、晴れてほしいと願っていました。

でも、ずっと雨。

私は昼休みにオフィスを抜け出して、様子を見に行きました。

私が行った時、検査は終わっていて、水道栓が設置されていて、設備業者さんは帰り支度をしているところでした。

「この天気だから、今日は引き上げます」

でももう1台、敷地の奥に作業車がいます。黄色いショベルを積んだ青いトラック。

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先日、この場所にご近所の工事の車が停まっていて、もちろん、停めてもらうのは構わないけど、一言断ってほしいぞと思っていたので、声をかけてみました。

「どちらの工事の方ですか?」

私の工事の方でした。基礎工事の方。

「雨が止むのを待ってます」

止みませんでした。すみません。

 

明日は晴れの予報です。

春になったので

スイセンが満開。

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去年よりだいぶ早い春。

 

春になったので、畑をつくります。

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115番地。

10か月前に油圧ショベルを入れました。

夏と秋に草を刈りました。

両手で抱えるサイズの石、鉄パイプ、家一軒分の断熱材、絨毯、は撤去してあります。

今年はここからスタートです。

というか、なんでそんなもんがあったんですか?

とにかく、ここからスタートです。

 

まずは土壌のpH測定。

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これを地面に挿して眺めるだけ。

てきとうに、10か所くらいを測ってみます。

pHは1~14の数値で表示されます。7が中性。

これより数字が小さいと酸性で、大きいとアルカリ性

作物にはそれぞれ好みのpHがあるので、農家はそれに合わせて土をつくります。

pHを上げたいときは石灰や籾殻くん炭を鋤き込む、下げたいときはピートモスや硫安を鋤き込む、という具合。

さて、私の畑のpHは、だいたいが6~7の間。

これは悪くない数値です。

石灰も硫安もなしで行けますね。

ということで、ちょっと安心。

次の作業に進みます。

次はかちかちの土をほぐす作業。

 

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備中鍬。

これ、今期導入の新アイテム。

フォークみたいな刃は抵抗が少なくて、硬い土、重い土、粘りのある土によく入ります。振り下ろすと、

さくっ、

なかなか良い手応え。

思ったより、土の感じは悪くないです。

とはいえ、3回振ってやめました。

Bさんが不安そうに見てますよ。

 

115番地の隣に立派なハウスがあるでしょ?

Bさんはそのオーナーさんで、つまりプロフェショナル農家さんです。

が、不安そうに見ています。

いえ、心配しないで。ちょっとやってみただけですから。

ここを一人で、備中鍬で、全部、とか思ってませんから。

 

今になって判ります。夏に草刈りをしていた時、ギャラリーが付いたわけ。

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ここを一人で、刈払機で、全部、は無謀と思われたんでした。

その後いろいろ聞いたので、今なら判ります。

まあ、できましたけどね。だいたいは一人で。

でも、さすがに、ここを一人で、備中鍬で、全部、は思いません。

刈払機にはエンジンがあったけど、備中鍬にはないですもん。

 

「こんにちは」

鍬を置いて歩きます。せっかくですから、聞いてみましょう。

「畑を耕す機械を買おうと思います。どこで買ったらいいですか?」

 

 

耕起から収穫までの農耕に必要な農業用機械を、Mさんにお借りする。

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予定でした。

予定は変更になりました。

 

だってね、

知らなかったんですよ、農機具の値段。

畑を耕す機械、いろいろあるけど、Mさんのトラクターは8桁の値段です。気軽に「貸してください」とか言えません。

もちろんMさんも、私に好き勝手いじらせるつもりはなくて、

「使い方教えるから。なんなら代わりに畝ってやるから」って仰ってました。

でもMさん、最近お見かけしません。作業にあまり出ていません。この方も大きなハウスをお持ちなのですが。

どうやらお体の具合が良くないご様子。

なので、

Mさんのトラクターをお借りしないで、なんとかすることにしたんです。

 

ハウスの入口でこちらを見ているBさんにお尋ねます。

「中古の農機具屋さんを探しています。良いお店、知りませんか?」

 

教えていただきました。

さて、今度のお休みは買物です。

三寒四温

池の氷が融けました。

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いえ、今日ではなく。

 

これが今月4日の写真で、

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これが6日。

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この日に融けました。

 

池のほとりに立つと、水の音が聞こえます。とぽとぽとぽ。微かな音。

この池は天に向かって開かれているだけで、注ぎ込む水路はありません。

でも、堤の雪が消えています。

雪が融けて、水になって、地面の中の脈を流れて、とぽとぽ音を立てています。

 

 

紫陽花。

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10月に強い剪定をして、切り落とした棒を瓶に挿しました。

半年、水も吸わず、部屋の隅にありました。

それが、何かを感じたようです。

暖かい日が続きました。

 

と、思ったら、

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また雪。

 

三寒四温

で、春が来ます。

 

さて、ここに種をまかなくては。

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いつか見た斜面

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 左(写ってませんが)は私の畑です。

右(模様が楽しいところ)はIさんの立派な水田です。

間にあるのは、いつか見た斜面。

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に、奇妙なものがありますよ。なんか、まるいの。

 

ズーム。

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大丈夫、今は空です。

スズメバチの巣ですけど。

 

スズメバチの寿命、女王が1年、働きバチは数週間、だそうです。

去年の夏、この辺を飛び回っていた集団はもういません。

秋に生まれた女王だけが冬を生き延びます。たぶんその辺の朽木の中にいます。

そして5月、まばゆい光の中に飛び立って、新しい巣を作ります。最初はたった1匹で。

ですがときどき、新築をさぼって、その辺の空巣をリユースする女王がいるそうで。

 

法的には、これは私の管理物件です。

去年は幸い、人が刺されたという話は聞かなかったけど、今後、私の管理不行届きで被害が出たら困ります。

私としては、この物件が新しい女王のお気に召さないことを願うのですが。

 

どうでしょう?

なかなか良い物件に見えますよ。

できるなら取り払っておきたいな。

この場所、夏にはとても近づけなかったけど、今ならなんとか。

 

ということで、

週末。晴天。気温は高め。

冬枯れの斜面を下ります。

 

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真下まで行ったらね、立派な木でしたよ。

それが、蔓でがんじがらめになっているんです。

1日では無理でした。

 

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 2日かけて、やっと。

 

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中身はこんな。

 

大事に持って帰ります。 

持って帰ったところで、どこにどうしたものやら。

 

いったい、私という人間は、昔から石だの虫だの葉っぱだの、その辺にあるものを拾っては持ち帰る子どもでした。家が片付かないのは、この習性のせいですね。

この巣も、できれば丸いまま欲しかったんです。

持って帰ったところで、どうするつもりなんですか?

分からないけど、とにかく、持って帰ります。

大事に。

 

階段の工事をしています

申請の都合で設置することになった階段です。生活のために使う必要はありません。

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ので、

「なるべく粗末なものを、なるべく手をかけずに」

つくってください。頼みました。

のに、

「そういう工事はしたくない」

って、わがまま言うんです。うちの業者さん。

しかたないですね。業者さんの我慢できるレベルで、可及的粗末に、つくってもらうことにしました。

 

の、工事が始まりました。

始めたその日に、だいたいできちゃいました。

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あら、でも、思ったよりすてき。

途中でくるっと曲がってるんですね。勾配を緩くするためですね。

そして、ずいぶんな量の土を掘りました。

こんなに掘る必要があったんですね。びっくり。

でも、まだできあがりじゃないんです。

私はこのままでいいと思うのだけど、ステップに砂利を敷くそうです。

「この土は雨が降ると滑るので」

って、業者さんが。

 

いつも思うんです。プロの仕事を見るのは嬉しい。

私がお願いしたことを、お願いした以上にやってくれるんです。

 

工務店さんも、設備業者さんもすてきなプロです。

私がお願いしたこと、よく考えてくれています。

「どうしたらよい家ができるのか」

を、もしかしたら、私以上に。

 

「ここにアヤメを植えるといいですよ」

教えてくれたのは作業の方。

斜面が崩れないように、何か植えるといいそうです。

アヤメ。私の好きな花。

は、根を張る草なので、土留にはよいそうです。

「ここは土がいいから、よく育ちますよ」

シャベルを動かしながら。

 

この方も、すてきなプロです。

 

そして今日、工事が始まりました

土曜日に打合せをしました。

道をつくるのは他の工事の前、でなくてもいいのだけれど。

T工業さん「4月でいい?」

私「3月中にお願いします(`・ω・´) 」

という会話がありました。

だって、こういう書類があるんですもの。

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これ、農地転用の許可書類です。

とても大切な書類、絶対に逆らっちゃだめな書類、です。

 

T工業さん「3月は忙しいんだよなー」

と言ってらしたけど。

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今日から始めてくれました。

私は立ち会えないので、仕事の帰りに見てきました。

打合せをしたのは土曜です。測量の図面をお渡ししたのは月曜です。

それで、今日から始めてくれました。

暗くて、よく見えませんけどね。

 

次の土曜が楽しみです。

「階段」をつくるところが見たいです。

金曜日、「そろそろ工事を始めないとね」という電話があって

金曜日、退勤の途中、幹線道路を走っている時に電話が鳴りました。

私に電話をかけてくる人は限られます。

先だって、端末が鞄の中で水没するという不思議な事故があり、端末を替えました。番号は変えたくなかったけど、成り行きで変えました。

身近な人間が持て余している端末を押し付けられたんです。回線ごと。

こういうの、けっこうあります。あなたの身近にも「契約した回線が使えない。解約料払いたくない、誰かに押し付けたい」姪とか、いませんか?

新しい番号は数人にしか知らせていません。電話ってあんまり使わないでしょ?最近は。

90歳の父も、先日からlineを使っています。

90歳だもん、耳が遠いのはしかたないけど、なぜか私の電話は聞き取れます。でも、姪の電話が聞き取れない。ことに、いたく傷ついたらしい姪が、実家に押しかけて、父のパソコンにアプリをインストールしてきました。

今朝は父のlineで起こされました。「僕のHPの接続カウンターが20万を超えたよ」ですって。

 

で、

金曜日、退勤の途中に電話が鳴ったんです。

「あなたは運転中にスマホ操作はしないだろうから」夫に言われましたけど。

しません。できません。

車線を変えて、停まれる場所を探して、量販店の駐車場に入って、からコールバックします。

「明日時間ありますか?」

設備業者さんでした。

「そろそろ工事を始めないとね」

そう、そろそろ。打合せをお願いしたいと思っていましたよ。

「じゃあ明日、10時に、現地で」

設備業者さんとT工業さん、がいらしてくださるそうです。

 

金曜日は雪でした。

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「現地で打合せ」が心配でしたが。

 

土曜日は春でした。突然の春。

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福寿草が咲きました。

 

打合せの「現地」。

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には縄が張ってあります。

青い縄は建物の位置。ここに家をつくります。

白い縄は土地の境界。私が7mほど思い違っていた境界です。

この縄のこっち側は、いいですか、いじっちゃだめですよ。

 

の、辺りを、設備業者さんと、T工業さんと、歩きます。

まずは道。

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夏に撮った写真ですけど。

この道、緊急車両が通れません。

ブルドーザーやダンプカーは通れるけど、救急車と消防車が通れません。

幅員以外の、何かの要因が、緊急車両の通行を妨げているようです。

を整えて、もう少しまともな道にします。

で、

「どうせ穴を掘るのなら、水道工事と一緒にやったら一石二鳥ですか?」

「家をつくるのに、先に道ができていた方がいいですか?」

とか質問をしてみます。でも、プロの答えはいずれもNo。

水道工事はあまり穴を掘らないそうです。とにかく、道の部分はちょっと掘るだけ。

建築工事の車両は今の道でも通れます。畑を潰してつくる道(一部分はそうなります)より、古くからある、しっかり固まった道のほうが通りやすいです。

それより、

「他の工事を始める前に、その辺に水道を仮設しておくよ」

と、設備業者さん。

ああ、それ、嬉しいです。

 

この場所に水道が来る!

それ、わくわくします。