実はずっと欲しかったのです
春にタケノコをたくさん採りました。
近所の人にも採ってもらいました。
その人に言われました。
「藪の中が歩きにくい」
はい。知っています。
「ちょっと片づけた方がいい」
はい。できるなら。
そうしたいと思っています。できるなら。
簡単じゃない理由
竹にはいろんな姿があります。
①タケノコ、②伸びたタケノコ、③タケノコから竹になるところ、④一人前の竹、⑤枯れ竹
番号の順に硬くなります。
④一人前の竹1本を切る手間で、②伸びたタケノコ10本切れます。
というのは、電気ノコギリを使った時の実測値。
ちなみに⑤枯れ竹を電気ノコギリで切るのは現実的ではありません。私は切りたくありません。
そして、これが重要なのですが、
切った①②タケノコは数週間で分解します。その辺に放っておけばよいのです。
④⑤竹は何年たってもそのままです。
これはいつ、誰が切った竹ですかね?
この山にはこういうのがたくさんありました。
全部有益な竹炭にいたしました。
まあ、これは藪の外にあったものです。
藪の中は、
長い長い竹が3次元で散らかっていて、
しかも、
判ります?けっこうな傾斜。
この林床を「ちょっと片づける」のは簡単じゃありません。
棹の長さは20m、乾燥重量は20㎏、先にはかさばる枝が付いていて、それがあちこち引っかかって、
の代物を、藪から引きずり出すのが至難。
私一人でできる気がしません。
でも、私は一人しかいないので。
さてどうしましょう?
と、ずっと考えてきました。
考えた結果の
解がこちら。
買っちゃいました。チェーンソー。
チェーンソーがあれば、
長い長い棹を短く切れます。
かさばる枝も落とせます。
そしたら、竹を藪から出せます。
一人でも。
実はずっと欲しかったのです。