また、やることが

ということで、

建物表題登記畑の草刈りを済ませたのですが。

また、やることができました。

 

台風の後、石がごろごろ出てきました。

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父に写真を送ったら、

「周りの土はどうなった?」

私はてっきり、雨に濡れて見えるようになったのだと思ってました。

乾いた土と同じ色なので、それまで見えなかっただけかと。

違いました。

周りの土が流れて、地面の下から出てきたんでした。

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ごろごろ。

 

これは石英です。この辺には普通にあって、庭石などに使われています。

大きな石英の岩脈が、この一帯に埋まっているんです。

いえ、この場所をちょっと掘っても、この石は出てきません。

岩脈は地下の深くにあって、岩塊はとても大きいんです。

数キロ先に、昭和の半ばまで稼働していた採石場があります。

そこで出た「かけら」を誰かが運んだのでしょう。

あるいは、すぐそこの団地の開発工事のときに出てきた「かけら」を。

片手で持てるサイズのがごろごろ。

 

由来はともかく、

「周りの土はどうなった?」

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流れました。

敷地の中に三角州ができています。

 

だけならともかく、

敷地を出て、通路に流れました。

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厳密には、ここもうちの敷地です。地目は宅地、私の家の「専用通路」。

aldertree.hatenablog.com

でも、現実には、ご近所の人も使う「道」です。

通路の先には家があって、人が住んでいます。

ここに土砂が流れたら迷惑。 

なんとかしないといけません。

 

土木屋さんに相談して、排水路を切ってもらうことにしました。

それで、ご近所への迷惑は緩和します。

でも、問題は残っていて、

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問題はこの、小学校の校庭のような庭。

厳密には、ここは庭ではありません。まあ、大半は違います。

その辺の何処かに境界があって、大方が別の筆、地目は「山林」です。

というのは、市の資産税課以外にはどうでもいいことなので、

現実には庭、のむき出しの土が、土壌を保持できないことが問題です。

いえ、普通の雨なら大丈夫。

でも、この景色はよくありません。

暑いし。

出入りするたび家が土だらけ(晴れた日)、泥だらけ(雨の日)になります。

 

これをなんとかしないといけません。

建物表題登記と草刈り

建物表題登記

家を建てたら1か月以内にやりなさいの建物表題登記。

ちゃんとやりましたよ。

「1/250各階平面図」と「1/500建物図面」を「0.2ミリの線」で「B4の丈夫な紙」に描いて、

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建築確認通知書と検査済証と住民票をつけて法務局に提出しました。

15日に申請書を出して、16日に現地確認が終わって、現在書類審査中。

不備があったら、どこをどう直せとか教えてもらえるはずです。

なので一件、ほぼ落着

 

草刈り

ブタクサもけっこう大きくなります。

国立環境研究所の侵入生物データベースでは「高さ30~150cm」とありますが、ここのは2m超。

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この草がみっしり茂っている中に入っていくと、「このまま行方不明になれそう」気分になります。

これは説明が難しいのですが。

この辺には実際に行方不明になれる山狩りポイントもあります。うちの山にいくつかあります。

でも、ブタクサの林はちょっと違って。

安全簡単確実

茎がまっすぐで、葉柄も張り出してないので、中に入って行きやすいんですよ。

そして茎が細くて、密生していて、視界が効きません。

なので、数歩入っただけで、すごく迷子な感じになります。

 

子どもの頃のことを思い出します。

子どもの頃、2年間住んだ家の裏に川があって、その土手でよく遊びました。

春にはセリやフキノトウを摘んだ斜面が、夏はアシに覆われます。

背より高いその茂みに、ほんの数歩踏み込むと、いきなり周囲から隔絶されて、

「どうしよう?家に帰れなくなったら?」不安になりました。

踵を返して、走って3分で帰りました。

 

なんて、記憶が蘇ってきましたが、

刈ります

刈払機を持っていって、がーっと。

もちろん、楽しい。

でも、一度には刈りません。

日中は暑いし。早朝は近所迷惑だし。夕方、ちょっとずつ刈って、私の畑はだんだらです。

草の生え方がだんだらなのに加えて、私の刈り方がだんだら。

だって、草刈りの好きな人のために、楽しい場所を残しておかなくちゃ。

 

楽しい場所、というのは、

足元がでこぼこじゃなくて、溝だの柵だのもなくて、背の高い草が密に生えているところ、

蔓や棘がはびこってなくて、ストレスなく広い面積を刈れるところ、です。

オフィスワークで頭がもやもやしたときは、ブタクサの群生を薙ぎ払うといいですよ。

 

草刈りの好きな人、今回はちょっとゆっくりして行きました。

ご近所への挨拶とか、一緒に行ってもらいました。

そして草刈りも、テニスコート1面分くらい。

でも、まだ終わっていません。

テニスコート3面分くらいが残っています。

はい、刈ります。今日刈ります。

だって、花が咲いちゃいましたから。

きれいな家の紹介をしたかったのですが

ひとつ、判ったことがあります。

きれいな家の写真を撮りたかったら、私が住みつく前に撮るべきでした。

 

玄関

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デッキ

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リビング

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まあ、そのうちきれいにします。

草刈りと表題登記が終わったら、ね。

 

 

草刈り

115番地にブタクサが育っています。

いえ、オオブタクサではありません。

去年、見事な群落をつくっていたオオブタクサですが、

aldertree.hatenablog.com

今年はさっさと刈っちゃいました。

そしたら、ブタクサがいっぱい茂ってきました。

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こんなの、去年ありましたっけ?

まあ、刈りやすい草です。私の中の警戒レベルは黄色。

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 このスケールは私が被った被害に基づいています。

作成者がいかに蔓を目の敵にしているかが判ります。あと、ステルス化した棘。

タラノキを丁寧に根本から切っていると、「もったいない」言われます。でもタラノキ、いくらでも生えてくるんですよ、丈夫な棘の生えたのが。そして、クズが好んで覆うんです。更にその上をアレチウリが。

ツルバラは本体が露出していれば怖くないです。でも、藪の中にあって、他の蔓に巻かれて、思いがけない形状でのたうっているものは危険です。若い木より、枯れた木の方が棘が痛いです。

ドクダミはまじめなガーデナーには嫌われる草ですが、私は好き。これがグランドカバーになっている場所には蔓もあまり入りません。外作業をしていて、ちょっとケガをしたり、虫に刺されたときには役に立ちます。

 

で、ブタクサ。私の警戒レベルは黄色です。

要は、花が咲く前に刈ればいいんでしょ?

花、咲きかけてますけどね。

だから、急いで刈りますよ。

 

 

建物表題登記

引越しであれこれ買物をして、あちこちから荷物が届くのですが、

「住居表示がありません。配達の前に電話してください」

って、いちいち。

というのも不便だけど、

公共料金を口座振替にしたけど、預金者住所が古いままです。

これを書き換えるには身分証明書が必要だけど、運転免許証の住所が古いままです。

これを書き換えるには住民票が必要だけど、

さて、

「住民票って、登記のない建物に置けるんですか?」

置けるそうです。

というか、建物を登記するのに住民票が必要です。という順番。

ということで、

住所移転手続きをします。それから、建物表題登記をします。

 

建物表題登記

これ、家を建てたら1か月以内にやらないといけないそうです。

建物表題登記をしなくても住民台帳には載るし、課税台帳には載るし、課税されます。

でも、建物表題登記をしないと住宅家屋証明が出ません。住宅家屋証明がないと所有権保存登記ができません。所有権保存登記をしないと家を売ったり、買ったり、借金の形に入れたりができません。つまり住宅ローンが組めません。

なので、普通はこの手続き、建築業者が手配します。普通はローンを組むものでしょ?

 

いつか書こうと思っていたのですが、

 

実はこの家、ローンを組んでいません。

組むつもりでしたが、組めませんでした。

 

で、ローンを組まないので、登記のこととか、工務店はノータッチです。

で、登記のこととか、私は知りませんでした。

で、のんびりしていました。

でも、家を建てたら1か月以内に建物表題登記をしなくてはいけないんです。

では、やりましょう。土地家屋調査士に頼むと何万円もかかるので、自分でやりましょう。

 

ということで、多忙です。

以上、家がきれいにならない言い訳でした。

新美南吉的な、日本昔話的な、

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このナスとキュウリは、今朝ごん狐されたものです。

ミニトマトは昨日。

 

朝、玄関を開けたら置いてありました。 

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この頃はナスとキュウリが多いです。

先週はエダマメとインゲン、トマト、ジャガイモが立て続けに。

黙って置いてあるので、誰にもらったのか判りません。

たぶんごん狐だと思います。

ありがたく、おいしくいただきます。

 

古い家、借りた家では、日本昔話現象に遭遇しました。

姪が出掛けた後、一人で居間でごろごろしてると、

ぱた、ぱた、ぱた、

階上から足音が聞こえるのです。何度かありました。

私が不在の時、姪が二階でごろごろしてると、

ぱた、ぱた、ぱた、

壁の向こうから足音が聞こえたそうです。

たぶん、5歳くらいの子どもです。

古い、静かな、田舎の家には、いるんですよね。

 

 

新築のこの家には、ざしきわらしはいません。

それはそれで残念ですけど、ごん狐が来ます。

原作ではクリとマツタケを置いていくごん狐ですが、季節柄、夏野菜が中心です。

 

と、思っていたら、

先程、屋根裏から、

ぱた、ぱた、ぱた、

聞こえてきました。

あら、連れてきちゃった?

寝室の窓の外でセミが羽化しました

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 朝、テラスのデッキにいました。ミンミンゼミ。

 

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ここです。

 

セミ

 

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これは別のセミツクツクボウシ

場所は東京。時間は夕方。

あの夏、私はたくさんのセミの羽化を見ました。 

 

セミ

 

幼虫は地下のちょっと深いところで育ちます。

羽化が近づくと地面の際まで上がってきて、外の様子を伺います。

うっかり雨の中に出たら羽化できないので、じっと、よいあんばいの日を待ちます。

 

セミの穴を見たことがありますか?

アリやモグラの穴と違って、掘り出した土がありません。内側は漆喰で固めたようになっています。

セミがその生涯で摂取するのは樹液だけです。摂取して、消化して、排出する際に土を固めます。

そうやって、堅牢な住居をつくります。そして、長い年月を土の中で過ごします。

 

ところでテラスのミンミンゼミ、どこから来たのでしょう?

デッキの下はコンクリートです。犬走りの下には防草シートが敷いてあります。

というか、辺りいちめんショベルで派手に掘り返しましたよ、先週。

 

長い年月を土の下で過ごしたセミが、ようやく羽化の時期を迎えた時、地面の様子がすっかり変わっていた、というのはあることでしょう。

たぶんこのセミ、その辺を重機が走り回っていた間、地下の深くに退避していたのでしょう。

辺りが静かになった今、地表に出てきて、大人になることを決めたのでしょう。

 

そう、工事が終わりました。

私の家ができあがりました。

猛暑

観測史上最高、だそうですね。

高気圧の2層構造のせい、だそうですね。

 

猛暑

 

「命に危険を及ぼすレベルで、災害と認識している」と気象庁が。

 

こんな時に、オフィスのエアコンが壊れました。

私「なんで、こんな時に?」

隣の人「こんな時だからだよー」

1週間、壊れたままです。

暴動は起きていません。まだ。

 

 

私の家、エアコンがつきました。 

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犬走りができました。

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でもって、周りはこんな。

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どうして?という風景ですが。

どうして、こうなったかというと、

 

 

2週間前の写真です。

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雨が降った後です。堀ができています。これ、一時的なものと思ったら、

「土地に勾配があるので、水はこっちに流れてきます」と、土木屋さん。

そういえば、ここ山でした。

犬走りをつくれば堀はなくなります。でも、水は勾配を流れてきます。どうなるんですか?

「どうにかしてください」

「じゃ、その辺ちょっと削りましょう」

の、結果です。

 

その辺ちょっと削って、あの辺に盛って、家の周りをぐるっと車で回れたら便利だよね。

で、回れるようにしてもらいました。でも、回れなくなりました。

次の日こんなものができたので。

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この白いアプローチは、以前つくった階段に続いています。

 

こういう作業をね、私の土木屋さん、1週間でやってくれました。2層の高気圧の下で。

土「暑い。もうやめたい」

私「やめてください」

土「でも、あとちょっとだけ」

このアプローチをどうするか、打ち合わせたのは昨晩です。

犬走りと同じ砕石にするか、化粧石にするか。踏み石を置くか、置かないか。

とか、いろいろ。

で、今日の夕方できていました。これで作業はお終い。とりあえず。

 いえ、ほんと、外作業する陽気じゃないです。

でも私の業者さんたち、皆さん休んでないですよ。

この地域、冬は地面が凍ります。なので、春に一斉に工事が始まります。

そしてこの時期、一斉に仕上げに入るので、

「早くシャワーを使いたい」「エアコンを使いたい」

言われるんですね、一斉に。

 

私の家、無事にエアコンが付きました。照明も、お風呂もちゃんと使えます。

躓かずに玄関に辿り着けるようになったので、ご近所の人が野菜を持ってきてくれます。朝、起きると玄関に置いてあります。5時半とかいう時間に。

 

引っ越しはまだ途中ですけど。

はい、引っ越しです

翌日冷蔵庫を運ぶのに、アイスクリームを箱買いした私。

誰か叱ってやってくださいな。

 

はい、引っ越しです。

だらだら引っ越します。

冷蔵庫と洗濯機だけ、運送屋さんに頼みます。

あとは姪と、2台の軽自動車で運びます。

家、まだできあがっていませんけど。

でも、私の業者さんたち、すごく頑張ってくれています。

 

工務店さん

「14日に夫が来ます」

と言ったら、養生を剥がしてくれました。予定では16日の作業です。

もちろん、ただ剥がすんじゃなくてね。

電気工事とか、建具の取り付けとか、前倒しでやってくれました。

「クリーニングは間に合わないけど、家の様子はご覧いただけます」

はい、ちゃんと見えるようになりました。私もはじめて見ましたよ。

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キッチンとバス、トイレは思いどおりに仕上がりました。後でちゃんと紹介します。

リビングと和室は思った以上。素敵に仕上がりました。後でちゃんと自慢します。

ところで、寝室。

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どうしてこんなことになっちゃったんでしょう?

いえ、工務店さんはオーダー通りにつくってくれました。

つまり、私がオーダーをしくじりました。

私「変だよね?」

夫「まあ、ちょっと、変かも」

これでは落ち着かないので、なんとかします。

後で、なんとかできたら、報告します。

 

 

土木屋さん

「18日に父が来ます」

と言ったら、作業の予定を組んでくれました。

「それまでに、ちょっときれいにしておきましょう」

家の周りがすごいんです。

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ですが土木屋さん、17日まではめちゃくちゃ忙しいって言ってましたよ?

「だって、お父さんが来るんでしょ」

この方、以前もそんなことを。

aldertree.hatenablog.com

嬉しいです。どんなふうにしてくださるのか、楽しみです。

 

設備屋さん

昨日は休日でしたが、社長さんがふらり、やって来て、ワイシャツに革靴のまま、するり、油圧ショベルに乗り込んで、5分ほどその辺をがーっと均して、「暑い、暑い」言いながら帰って行きました。

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この方、70歳ですよ。かっこいいでしょ?

 

施主

は冷蔵庫の引っ越しをしました。

朝、庫内を空にして、保冷容器に入れたアイスクリームだのなんだのを新しい家に運び込んでおきました。

冷蔵庫を動かしたら、暫く電源を入れずに置いておきます。じゃないと機械が壊れます。

で、夕方、アイスクリームだの何だのをしまっているところに、工務店さんから電話がありました。

「明日電力会社の検査があります。それが済んだら、照明もエコキュートも使えるようになります」

つまり、正式に電気が使えるのは明日から。

だいじょうぶですよ。今晩使うのは冷蔵庫だけです。仮設電源で充分です。

が、その仮設電源、

「実は今日撤去する予定でした」

「あっ」

とっとと仮設電柱を撤去してと頼んだのは私です。土木屋さんの作業が始まる前に、とっとと。

「冷蔵庫を使われるとのことなので、明日にしました。朝いちばんで撤去します」

ああ、ごめんなさい。

 

こういうぼんやりの施主です。

誰か叱ってやってくださいな。