あっという間に変わるんです

この町の夕日は成層火山に沈みます。

f:id:aldertree:20170519222348j:plain

標高1700m、距離50km。

この辺の、たいていどこからでも、その山が見えます。

天気が良ければ。

 

2日、雨が降って、2日、曇り空でした。4日ぶりに見たその山は、

「雪が消えてますよ!」

職場のデスクからも見えます。私のデスクではありません。2つ隣の主任のデスク。

の後ろに立って、騒いでいるのが私です。

「雪が消えたら、違う山みたいですよ!」

地元の人には何ということのない景色です。でも、私にはいちいち新鮮なんです。

 

新鮮といえば。

この数日、何度か山に行きました。標高250m、距離4kmの、私の山。

仕事が終わって帰宅するのが18時、それから行きました。

私くらい運転が下手だと、これだけで「よくやった」達成感が味わえます。

新鮮で、お得です。

だって、街灯あまりないんですよ。道が曲がりくねってるんですよ。しかも坂道ですよ。明るいときは平気ですけど。いきなり、電信柱が左前方避けきれない位置に現われたら恐いじゃないですか。

 

さて、山の景色です。

左が5月4日で、右は10日後です。

f:id:aldertree:20170519222501j:plain

虚空に触手を伸ばしていた蔓が、鮮やかな緑をまといました。

 

左が4月29日で、右は半月後。

f:id:aldertree:20170519222523j:plain

ここには以前、乗用車が埋まっていました。

放っておくと、私のスペアの車も埋まります。

 

この蔓を払ったのは5月7日。その時は枯れてるように見えました。

f:id:aldertree:20170519222551j:plain

いつの間に、美しい花が咲いています。

 

さて、週末。

明日は朝から出かけます。