そして、私が手に入れたもの

 

5月、あっという間に景色が変わります。

そして115番地の、この光景。

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おかしいな?去年草刈りした筈だけど?

奥の方、つんつん立ってる白っぽいの、枯草です。

周り全部が枯色の時は気づかなかったけど、さすがにこうなると目立ちます。

 

オオブタクサとか、アレチノギクとか、ヤマゴボウとか、ヨモギとか、

放っておくと2メートルくらいまで伸びます。

茎は太く硬くなります。

それを放っておくと、立ったまま枯れます。

枯れた茎は更に硬くなります。

そうなるともう、刈るとか無理。刈払機のブレードが立ちません。

それを更に放っておくと、枯れたままいつまでも立ってるの。

 

なので、オオブタクサとか、アレチノギクとか、ヤマゴボウとか、

生えてきたのみつけたら、さっさと刈ります。じゃないと後悔します。

でも私、ヨモギは残しておきました。

他の草、蔓とか棘とか毒とかの、凶悪なのに地面を奪われないように、わざと残しておきました。

でも、秋には刈ったよね?

そう、秋にヨモギを刈りました。

と思っていたけど、どうやら思い違い。

だって、いっぱい立ってます。

 

なかなかに見苦しい光景です。

でも、ここ隅っこだし。誰も来ないし。

今まで通り、気づかなかったことにしとけばOK?

とか思ったけど、

何かあります。青い色が、点々と。

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近づいて見てみると、

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あら、大変。

 

もらった土

そういえば一昨年、この場所でこれを見たのです。

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前の年にもらった土の中に、株が残っていたのでしょう。

一昨年の前の年、土をもらったのです。10tダンプに20杯。

の中に、種も混ざっていたのでしょう。

アヤメ、種から3年で開花します。

 

欲しかったもの

アヤメが欲しいと思っていました。

庭に種を蒔きました。育ちませんでした。

あんな小さな、平べったい種が、私の手入れで育つ筈ないです。

代わりにダッチアイリスを植えました。こっちは球根。

100球買って植えました。

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庭に今咲いてます。

 

で、アヤメ。

私ったら、自分の「欲しい」が実現してるのに、気づかずにいたんです。

 

3日、頑張りました。

枯れた草、1本ずつ引っこ抜きました。

すごい分量を、1本ずつ引っこ抜いて運び出しました。

そして周りの若い草、まだ夏の日にあぶられていない柔らかなヨモギを、

1本ずつ手鎌で刈りました。

1時間でお茶にする1年分が採れました。次の1時間でお風呂に入れる1年分が。

それを持って帰って、束ねて洗って吊るしました。

フクロウの声を聞きながら。

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そう、今年もフクロウが来てくれました。

いえ、巣箱には入ってくれません。この冬は入ってくれませんでした。

でも、たまにでも来てくれると嬉しい。

今頃、どこかで若いフクロウが育っているだろうと思うのです。

 

そして3日目

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がんばりました。

 

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そして、私が手に入れたもの。

繰り返し作業による技能習熟について

15時24分

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タケノコを採りに出ます。電気ノコギリで採ります。

 

15時34分

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採りました。

今日は藪には入りません。

その辺ぱっと見て、「さすがにこれ以上放置できないぞ」の分だけ。

 

15時46分

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日が照ってきました。ちょっと暑いです。

 

16時00分

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皮剥き終了。

 

16時16分

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外水道のある家に住めて幸せです。

 

16時23分

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IHのスイッチを入れます。

 

1枚目の写真からIHまで1時間。

我ながら素晴らしい手際です。

4回目ともなるとこうです。

4回目です。今年4回目。

去年まで、私、タケノコは採るだけで、剥くとか切るとか煮るとかはしてないの。

今年は仕方なくやってます。

 

「タケノコほしい。食べたい。羨ましい。」

とか言ってくるのは、家の裏に竹藪もない地価の高い所に住んでいる人です。

この藪の地価、幾らだと思います?

1坪89円です。令和2年度固定資産税評価額によるとね。

面積?ざっと500坪。

ニンテンドースイッチ買うお金があれば、遭難できる広さの竹藪が買えますよ。

 

「タケノコほしい。食べたい。羨ましい。」

とか言ってくるのがいるのです。

「だったら採りに来なさい」

とは、今年は言えない。

 

仕方ないので送るのです。

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ほら、タラノメもつけてやるぞ。

 

採ったタケノコ、そのまま送ってもいいのだけど、

タケノコは採った瞬間から変わっていくので、

もう、見ていて判るくらい変わるので、

さっさと煮てしまうのがいいのです。

 

ということを4回繰り返し、我ながら技能が向上したことを実感しました。

 

夕暮れ

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 休業要請が解除されました。

明日から仕事です。

 

本気出して頑張りました

朝飯前に。

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おかしいと思うの。

昨日これだけ採ったんです。というか、採ってもらいました。 

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100本はあると思うな。

それなのになぜ、1時間かそこらで山積み?

 

なんて、文句たれても仕方ないので、本気出して頑張ります。

 

朝食後。

午前9時8分。快晴。

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タケノコの処理を始めます。

 

①これを、

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②こうします。

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縦にまっぷたつ。

にすると、

 

③皮がするりと剥けるのです。

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すごくきれいに剥けるので、すごいです。

今回編み出した手法です。

 

④そして、こうして、

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⑤この後茹でます。写真ないけど茹でました。

  直径34センチの鍋で何回茹でたかな?何回も茹でました。

 

⑥でもって、こうして、

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ちゃんと予冷してから、

 

⑦送ります。

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5キロの箱が3つ。ヤマト運輸さんよろしく。

 

こうして、目の前からタケノコが去りました。

まあ、1日分ですが。

後に皮が残りましたが。

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そしてフルムーン。午後5時8分。

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フラワームーンというそうです。

6時50分 タケノコごはんに起こされる

先日も書きましたが。

タケノコが出てきました。

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今年最初の1本は、前の畑でキュウリの世話をしている人に差し上げました。

タラノメとヨモギも一緒にね。

そしたら1時間後、こんなになって帰ってきました。

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おいしい。うれしい。

 

なんて、喜んでばかりいられないの。

タケノコはどんどん出てきます。

放っておくと電線に掛かったり、道がなくなったりするので、もう、どんどん採らなくてはいけません。

 

毎年、この季節を楽しみにしている人たちがいて、

あちこちから来て、車に積めるだけ積んで帰っていく人たちがいて、

私はとても助かっていました。

 

今年のタケノコは太くてしっかりしています。

 

去年は職場でも配りました。

朝、出勤前に採ったのを持っていくと、みんなが適当に分けてくれて、

よい職場だと思いました。

 

今年は、、、

 

とりあえず、その辺で会う人、片っ端から声を掛けます。

この季節、みなさん畑に出てみえるの。

土を起こして、種を蒔いたり、苗を植えたり。

眩しい日差しの下で。

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この人たちに、片っ端から声を掛けます。

「タケノコ採りに来てください」

 

玉葱の人が来てくれました。

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豆の人はお孫さん連れて。

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他にも、犬の散歩の人と菜っ葉の人が。

これでまあ、1日分は捌けました。

 

でも、タケノコは毎日出てくるからね。

そろそろ私も本気出さなきゃ。

だらだら夜更かしするのはやめて、朝から働きます。 

と、決意して寝たんです。昨日。

 

そしたら、今朝、6時50分、チャイムが鳴って、

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菜っ葉の人からね。

ツバメ 続報

お題「#おうち時間

 

続報があるのです。

なんと、

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来るのです。その後も。

 

何度も来て、シーリングファンに留まってさえずるのです。

独身の若い男性と見ました。

女性を呼んでいるのだと思います。

 

うーん、困った。

 

ねえ、ツバメくん、

この家を気に入ってくれたのは嬉しいけど、ここはやめておきましょう。

きみたち、飛んでる虫を飛びながら採るのでしょう?

そして、1日に何百回も巣に運ぶのでしょう?

私がこの窓を閉めたらどうなるの? 

今は休業要請受けて家にいるけど、

きみたちの子育て期間、5週間、開けっぱなしにはできないよ。

というか、こんな場所で女性を呼んだって、フラれるのがおちです。

 

お相手候補、連れてきたことあります。2回。

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2回とも、すぐに出て行かれちゃいましたよ。

思慮のある女性なら、シーリングファンの上の子育ては嫌がるね。

 

それでも、彼は来るのです。

 

世間の仕組みを知らない、若い男性なのでしょう。

 

助けてあげなくちゃ。

 

何度も飛んでくるので、すごい勢いで飛んでくるので、窓を閉めるのは危険です。

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カーテンを閉めました。

 

助けるって、はい、これだけ。

だめなら他の手段を、って考えたけど、これだけで足りました。

 

ツバメが入って来なくなって、なんか寂しい。

 

家にツバメが飛び込んでくるとか

お題「#おうち時間

 

びっくりです。

 

「ツバメは利口だから、窓開けてやれば出ていくだろう」

って、父が。

実家には先日スズメが飛び込んできたそうです。

捕まえてから放してやるの大変だったって。

 

窓は開いていたのです。リビングの窓全開。

だから入ってきたのだけど。

寝室に入っていっちゃったので、そこから出られなくなって。

寝室の窓を開けたら出ていきました。

利口な鳥です。

 

と思ったら、

今、なんか目の前過ったぞ。

たった今、リビングの窓から飛び込んで、急旋回して、出て行ったのは、

さっきのツバメ?

テーブル バージョン1.0

お題「#おうち時間

aldertree.hatenablog.com

の続きです。

 

①ぐらつくのと、②けばけばするのと、③低すぎる?のを直しました。

 

①ぐらつくの

脚と脚の間に板を渡しました。こんなんで随分ましになります。

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そして、そのうえ、天板と脚をビスでがっつり止めました。

いいんです。着脱とかしないから。

 

②けばけばするの

塗装した上からサンダーです。

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そして、塗装し直しです。

いいんです。時間はあるから。

 

③低すぎる?の

これは試しにやってみたのだけど、

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その辺に要らない板があればこんなふうに使えます。

無駄に作った付け替え用の脚の部材とかがあれば、ね。

簡単に取り外しできるので、高さ可変式ではあります。

 

ということで、バージョン1.0。

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構想に数日、施工に数時間、費用は1万円ちょっと。

で、腰と背中の痛いの治ったし、犬に頭に乗られなくなったし、

テーブルっていいね。

 

椅子を4脚買いました。

今は会えない人たちと、また一緒にご飯できる日のために。